ヘルニア症状原因と予防

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椎間板ヘルニアの髄核摘出系手術

椎間板ヘルニアの手術方法に、髄核摘出系手術がありますが、この手術は、はみ出した髄核を切除する方法です。

 

髄核摘出系手術は、ラブ法と内視鏡下ヘルニア摘出術という方法があり、ラブ法はLOVE法と表記されることもあり、背中側を何センチか切開し、腰椎部分を必要な分だけ削り、そこからはみ出した髄核を取り除く方法です。

 

髄核摘出系手術は、これまで目視により手術が行れていましたが、現在は顕微鏡を併用し、傷跡がさらに小さくなるように行う、マイクロラブ法と呼ばれる方法が行われています。

 

マイクロラブ法の場合は入院期間が10日間くらいで、ラブ法の入院の場合は10〜20日間くらいになります。

 

髄核摘出系手術の注意点として、全身麻酔を行わなくてはいけないといいうところがありますが、はみ出した部分を取り除きますので、確実に効果が得られる点が良いところです。

 

内視鏡下ヘルニア摘出術は、MED法とも呼ばれる方法で、内視鏡や外筒という器具が入るぐらいの大きさを切開して、内視鏡の画像を確認しながら外筒を駆使してはみ出した髄核を取り除く方法です。

 

内視鏡下ヘルニア摘出術は、ラブ法と比較して傷口が小さいので、患者への負担が軽くなりますが、内視鏡下ヘルニア摘出術の手術そのものが難しいため、取り扱っている病院はあまり多くないというところがあります。

 

髄核摘出系手術ということで保険のことが気になるという人もいると思いますが、ラブ法と内視鏡下ヘルニア摘出術のいずれも、健康保険の適用となります。

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