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食道裂孔ヘルニアの種類
横隔膜ヘルニアには食道裂孔ヘルニアという、年齢を問わず症状を起こす、横隔膜ヘルニアの70%程を占めるタイプがあります。
食道裂孔は、食道が通るための横隔膜にあいている穴のことで、この穴に胃がはみ出ることにより、食道裂孔ヘルニアを招いてしまいます。
食道裂孔ヘルニアは、3種類の胃がはみ出すタイプがありますが、そのひとつに、滑脱型食道裂孔ヘルニアというのがあります。
滑脱型食道裂孔ヘルニアは、胃が真っ直ぐにはみ出るタイプで、食道裂孔ヘルニアの多くは滑脱型に該当し、びっくりするような症状が起きることはないのですが、合併症を招く可能性が高いので注意が必要です。
ふたつめは傍食道型食道裂孔ヘルニアというもので、食道裂孔ヘルニアの中で10%くらいと低くいのですが、滑脱型食道裂孔ヘルニアより面倒なタイプです。
傍食道型食道裂孔ヘルニアは、横隔膜に胃の一部が食道のわきを通過した形で挟まれるので、出血が起きたり、血液が循環しなくなったりするなど、滑脱型以上に深刻な症状を招くことが多いヘルニアです。
みっつめは混合型食道裂孔ヘルニアというもので、発症率は低いのですが、混合型食道裂孔ヘルニアはさらに症例が少ないのです。
混合型食道裂孔ヘルニアの特徴は、滑脱型食道裂孔ヘルニアと傍食道型食道裂孔ヘルニアが組み合わされた状態で現れるヘルニアです。
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食道裂孔ヘルニアの種類関連ページ
- 食道裂孔ヘルニアの原因
- 食道裂孔ヘルニアの原因ですが、多くは先天性か加齢によるものが原因ですので、幼児や高年齢の人が発症する割合が高くなっています。
- 食道裂孔ヘルニアの症状
- 食道裂孔ヘルニアの症状には、滑脱型食道裂孔ヘルニアという症状がありますが、滑脱型食道裂孔ヘルニアは多くの場合、さほど自覚症状がないといわれています。